『W-ZERO3[es]ガイドブック』発売記念企画:著者&編集者リレーコラム:みのたん編
ウィルコムファン W-ZERO3: 『W-ZERO3[es]ガイドブック』発売記念企画 著者&編集者リレーコラムということで、以下、恥ずかしながら書かせて戴きました(^_^;。
tantanさんの、原稿執筆に一所懸命取り組まれていた姿勢に感動しているみのたんです。初めての経験だと緊張しますよね。お疲れ様でした。
さて今回、『ASCII W-ZERO3[es] ガイドブック』で私が担当させて戴いたのは手帳機能編です。前作の『W-ZERO3ガイドブック』では十数ページ分を担当させて戴きましたが、今回は時間の都合がつかず、極力担当ページ数を減らして戴き、スタッフ、他のライターのみなさんにご負担をかけてしまいました。申し訳けありませんでした。
でも、他のライター陣のパワフルさと言ったらそりゃもうすごくて、情報の少なさ、実機に触れる時間の制限をものともせず、どんどん作業が進んでいるスタッフMLはついていくのがやっとで、大変頼もしく思っていました。
これまで、ウィルコムさん&アスキーさんの『私が京ぽんを使う50の理由』『W-ZERO3ガイドブック』『W-ZERO3[es]ガイドブック』を手伝わせて戴いてきましたが、それにしても、いずれも非常にスケジュールがタイトで大変でした。これもすべて、ウィルコムさんの勢い、元気の良さの現れなのでしょうね。その騒ぎの片隅に居られることを幸せだと思います。
思えば電子手帳がまだ4行表示で漢字24文字しか表示できなかったころ(1980年代!)、このマシンでパソコン通信ができないかとシャープさんにお願いしたことがありました。その後の機種で外付けモデムと通信カードが提供され、さらにザウルスにはモデムが内蔵されるようになり、一気にPDAがコミュニケーションのツールとして使われるようになりました。
時は過ぎてPDA市場の衰退が顕著になった頃、次にPDA型OS搭載デバイスに必要なのはパソコン同様、ネットとの定額常時接続、メール即時自動受信、通話機能と確信し、『私が京ぽんを使う~』を担当した編集の本多さんにも「そのツテでスマートフォンの提供をウィルコムさんに迫って~」と常々話していたのでした。同時に、ある知人が立ち上げた海外のスマートフォンを日本に持ち込む事業のベンチャーのお手伝いも進めていましたが、こちらは諸事情により頓挫してしまい「うーん、やっぱり難しいか……」と思っていたところに、突然、本多さんから連絡が!
「藤田さんの希望に近い製品が出るかも!」
「詳細はまだ言えないけど、この日を空けておいて」
で、連れて行かれたのがW-ZERO3の発表会でした。会場に入った時点でも、まだどういう製品かは全くわからず、しかし、列席しているのはウィルコムさん&シャープさんのお歴々……。
そして登場したW-ZERO3。
やっぱりやってくれたのはウィルコムさん、そしてシャープさんでした。しかも、それでも私はW-ZERO3はPDAっぽすぎて当初目標の10万台達成は厳しいのではないかと思っていたにも関わらず、後には15万台に上方修正する勢い。
発表会直後に『W-ZERO3ガイドブック』の構想を伺い、PDAユーザー、携帯電話ユーザーにW-ZERO3の魅力をいち早く伝えたいという本多さんの思いにひっぱられ『W-ZERO3ガイドブック』は完成したのでした。
さらにさらに、たった半年で、いよいよ本命の見た目もがらりと変わったesまで登場!
esは、デザインだけでなく機能的にも色々と細かく進化していて、様々な拡張性、可能性を秘めた機種です。私にとって既に携帯電話は買い換えたくなるような機種が出なくなって久しいですが、たった半年で買い換えたくなるような新機種を出してくるウィルコムさんには困ったものです。財布の事情も考えて欲しい(笑。しかも品薄で買いづらい。でも、こういった悩みは楽しくもありますね。今後とも、ウィルコムさん&シャープさんには、大いに期待しています。
おっと『W-ZERO3[es]ガイドブック』ですが、今回の私の担当部分では、機能やメニューの紹介はキャプチャ画像とキャプション部分のみにまかせ、デジタルで予定を管理するメリット、仕事(ToDo)と予定表の連携方法、電卓ではなくExcel Mobileを使う便利さなど、どちらかというとノウハウ寄りの内容で紹介させて戴きました。微力ながら、こんなに機能があってもどう使うの?という方のご参考になれば幸いです。
次はmemn0ckさんです。よろしくお願いします。
(ということで、公開されました~。→めむにっき - 『W-ZERO3[es]ガイドブック』発売記念企画 著者&編集者リレーコラム)
Recent Comments