2006.07.20

『W-ZERO3[es]ガイドブック』発売記念企画:著者&編集者リレーコラム:みのたん編

ウィルコムファン W-ZERO3: 『W-ZERO3[es]ガイドブック』発売記念企画 著者&編集者リレーコラムということで、以下、恥ずかしながら書かせて戴きました(^_^;。

tantanさんの、原稿執筆に一所懸命取り組まれていた姿勢に感動しているみのたんです。初めての経験だと緊張しますよね。お疲れ様でした。

さて今回、『ASCII W-ZERO3[es] ガイドブック』で私が担当させて戴いたのは手帳機能編です。前作の『W-ZERO3ガイドブック』では十数ページ分を担当させて戴きましたが、今回は時間の都合がつかず、極力担当ページ数を減らして戴き、スタッフ、他のライターのみなさんにご負担をかけてしまいました。申し訳けありませんでした。

でも、他のライター陣のパワフルさと言ったらそりゃもうすごくて、情報の少なさ、実機に触れる時間の制限をものともせず、どんどん作業が進んでいるスタッフMLはついていくのがやっとで、大変頼もしく思っていました。

これまで、ウィルコムさん&アスキーさんの『私が京ぽんを使う50の理由』『W-ZERO3ガイドブック』『W-ZERO3[es]ガイドブック』を手伝わせて戴いてきましたが、それにしても、いずれも非常にスケジュールがタイトで大変でした。これもすべて、ウィルコムさんの勢い、元気の良さの現れなのでしょうね。その騒ぎの片隅に居られることを幸せだと思います。

思えば電子手帳がまだ4行表示で漢字24文字しか表示できなかったころ(1980年代!)、このマシンでパソコン通信ができないかとシャープさんにお願いしたことがありました。その後の機種で外付けモデムと通信カードが提供され、さらにザウルスにはモデムが内蔵されるようになり、一気にPDAがコミュニケーションのツールとして使われるようになりました。

時は過ぎてPDA市場の衰退が顕著になった頃、次にPDA型OS搭載デバイスに必要なのはパソコン同様、ネットとの定額常時接続、メール即時自動受信、通話機能と確信し、『私が京ぽんを使う~』を担当した編集の本多さんにも「そのツテでスマートフォンの提供をウィルコムさんに迫って~」と常々話していたのでした。同時に、ある知人が立ち上げた海外のスマートフォンを日本に持ち込む事業のベンチャーのお手伝いも進めていましたが、こちらは諸事情により頓挫してしまい「うーん、やっぱり難しいか……」と思っていたところに、突然、本多さんから連絡が!

「藤田さんの希望に近い製品が出るかも!」
「詳細はまだ言えないけど、この日を空けておいて」

で、連れて行かれたのがW-ZERO3の発表会でした。会場に入った時点でも、まだどういう製品かは全くわからず、しかし、列席しているのはウィルコムさん&シャープさんのお歴々……。

そして登場したW-ZERO3。

やっぱりやってくれたのはウィルコムさん、そしてシャープさんでした。しかも、それでも私はW-ZERO3はPDAっぽすぎて当初目標の10万台達成は厳しいのではないかと思っていたにも関わらず、後には15万台に上方修正する勢い。

発表会直後に『W-ZERO3ガイドブック』の構想を伺い、PDAユーザー、携帯電話ユーザーにW-ZERO3の魅力をいち早く伝えたいという本多さんの思いにひっぱられ『W-ZERO3ガイドブック』は完成したのでした。

さらにさらに、たった半年で、いよいよ本命の見た目もがらりと変わったesまで登場!

esは、デザインだけでなく機能的にも色々と細かく進化していて、様々な拡張性、可能性を秘めた機種です。私にとって既に携帯電話は買い換えたくなるような機種が出なくなって久しいですが、たった半年で買い換えたくなるような新機種を出してくるウィルコムさんには困ったものです。財布の事情も考えて欲しい(笑。しかも品薄で買いづらい。でも、こういった悩みは楽しくもありますね。今後とも、ウィルコムさん&シャープさんには、大いに期待しています。

おっと『W-ZERO3[es]ガイドブック』ですが、今回の私の担当部分では、機能やメニューの紹介はキャプチャ画像とキャプション部分のみにまかせ、デジタルで予定を管理するメリット、仕事(ToDo)と予定表の連携方法、電卓ではなくExcel Mobileを使う便利さなど、どちらかというとノウハウ寄りの内容で紹介させて戴きました。微力ながら、こんなに機能があってもどう使うの?という方のご参考になれば幸いです。

次はmemn0ckさんです。よろしくお願いします。
(ということで、公開されました~。→めむにっき - 『W-ZERO3[es]ガイドブック』発売記念企画 著者&編集者リレーコラム

W-ZERO3[es]ガイドブック
W-ZERO3[es]ガイドブック
posted with amazlet on 06.07.20
アスキー書籍編集部
アスキー (2006/07/13)

| | Comments (4) | TrackBack (2)

2006.04.26

Newton Einstein Night

[ Newton Gravity ≫ Newton Einstein Night ]
場所:Apple Store Ginza
日時:5月31日(水)7:00 p.m.
出演:Paul Guyot
主催:x-lab & Newton Gravity

Newtonユーザーの交流イベントが開催されます。Einstein エミュレータの開発者Guyot氏も参加とのこと。PDAファンは必見のイベントですね。もちろん私も参加します。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

2006.03.24

ザウルス SL-C3200レビュー

ASCII24内のSHARP PC ONLiNEに、担当させて戴いたザウルス SL-C3200のレビュー記事が公開されました。
おって、ASCII24のレビューページでも公開されるそうです。

SHARP PC ONLiNE 24:ザウルス SL-C3200

ボリュームが、当初依頼された時より5割り増しに(笑。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2006.03.17

W-ZERO3 パワーナビゲーター

おお、ようやく発売ですね。おめでとうございます~>関係者の方々

それはもう、発売を楽しみにしていた本です。
それにしても、500ページってすごすぎ……。
読み応えたっぷりな予感。

W-ZERO3 パワーナビゲーター
W-ZERO3応援団+
技術評論社 (2006/03/18)

| | Comments (1) | TrackBack (1)

2006.03.16

ウィルコムファンサイト W-ZERO3 オープン

既に各所で取り上げられているので思いっきり出遅れておりますが(^_^;、昨日、「ウィルコムファン W-ZERO3」がオープンしました。

アスキーが運営する、ウィルコムデバイスのファンサイトです。今後は京ぽん、洋ぽんなども対象にする計画(というか希望、願望、欲望、野望?)だそうですが、まずはW-ZERO3専用サイトといっても過言ではありません。

内容はまだまだ入門編という感じでまだ記事数も少ないですが、これからどんどん増やしていく計画とのこと。MovableTypeを使って記事が投稿されるようになっていて、記事単位にトラックバックも可能です。アスキーとしても新しい試みなのではないでしょうか。今後の展開がすごく楽しみですね。

といいつつ、私もライターの一人として声をかけて戴いて参加しています。連絡用MLの通数もうなぎ登りで、少し油断すると未読が100を越える勢い。一日、出かけていると付いていくのに精一杯です。そんなときにこそW-ZERO3の出番な訳ですが、じっくり読む時間が無くて流し読み状態(笑。

個人的には、某ISPでPalmOSのテーマサイトを立ち上げたころの騒ぎを思い出します。そういえば、あのときのスタッフが私も含めて3人ウィルコムファンにもライターとして参加しています。この3人以外のライター陣は、今をときめくそうそうたる面々。誰が書いているかは、記事のフッタ部分にハンドル名があるのでチェックしてみるのもありかも。

オープン記念「ウィルコムファン W-ZERO3: オープン記念!W-ZERO3ほかドーンとプレゼント」も開催中です。ああ、私も応募したい……(笑。

| | Comments (3) | TrackBack (2)

今日はPaseo生誕10周年オフ

Paseoとは、1996年から1997年にかけてNTT発ベンチャーであるNTTファン企画という会社が、当時話題だったMagicCap OSを搭載したデバイスを使って試験サービスです。

今日は、その当時に知り合った方々とのPaseo生誕10周年オフの日です。サービス終了後にデバイスを返却してしまったのでMagicLinkは既に手元にありませんが、今日は当時のアイテムも色々登場しそうで、久しぶりに触れそうです。当時話題になったPaseoまんじゅうもリターンの予定。楽しみ~。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2006.03.11

ZAURUS SL-C3200

sl-c3200
手前がSL-C3200で、隣にあるのがSL-C3000。レビュー記事用貸出機ですが、外観は色以外全く同じ。

ちなみに、

zps110
搭載されているザウルスフォトストレージのバージョンは1.1.0。3/8に公開されたザウルスフォトストレージ 1.0.2 と何が違うのかは不明。

これ以上は、後日公開予定のレビュー記事依頼元サイト様でということでどうかひとつ。

| | Comments (4) | TrackBack (1)

2006.03.10

PalmMagaizine 永久保存版(ファイナル)

あ、もう販売情報が!

PalmMagazine編集担当のHさんが、度重なる艱難辛苦を乗り越え、執念で天竺に……じゃなくて、出版許可を得たPalmMagazine 永久保存版(私は一年間ファイナルと呼んでいたもの)が、ついに発売されます。

[ Palm Magazine 永久保存版 コンピュータ書籍専門ネット書店 cbook24 ]
「Pilot」が世に出てから10年目の今年、Palm市場は死んだのか?――否。
PalmSourceを買収したACCESSインタビュー、「プロジェクト・パーム」未発表作品(一部抜粋)など魅力的なコンテンツを収録!

今回、私が絡んだのは、英語版Palmを使うための特集ページ、元パームコンピューティング(株)社長クレイグ氏インタビュー、(覆面?<じゃなくなったっぽい)座談会といったところです。他にも、久々登場、ロブ灰谷氏のインタビューや、山田さんがいく突撃アクセス社インタビューなども。さらに既刊全PalmMagaizneのPDFデータも付くらしい……。ってことで、これ買いではないでしょうか。

Palm Magazine 永久保存版
Palm Magazine 永久保存版
posted with amazlet on 06.03.17
アスキー書籍編集部
アスキー (2006/03/28)

via.
taichi :: palm blog: PalmMagazine永久保存版
Good News Forever@はてな:[Palm]Palm Magazine 永久保存版

| | Comments (1) | TrackBack (2)

2006.03.08

W-ZERO3はPDAを殺すか

記憶に新しい?ところでは、かつてシグマリオンの登場が、実質的にメーカ直販のHPCを一掃してしまいました。山田さんのご意見も、この経験を踏まえてのことと推測しますが……。

[ MOBILE DAILY NEWS blog版 - 曇り ]

それから,インセンティブのある携帯電話って犯罪的だよな。W-ZERO3が日本のPDAを殺すんだろうね。やっぱり。いや,そんなことがないといいのだけれど。

私もW-ZERO3登場がわかった時点で同じようなことを考えました。まあ、W-ZERO3の登場如何に関わらずPDA市場は縮小していたわけで、もう一度活性化するには、パソコンの普及にインターネット、ブロードバンドが貢献したように、携帯電話の普及にメール、iモードが貢献したように、PDAにもPDAならではの携帯電話なみのインターネット通信機能の標準搭載(というかモジュール対応)は必須というか、スマートフォンがこれからのPDAに代わって必要となるだろうと信じていました。なので、国内キャリアの対応にイライラしつつ、Treoの国内販売が実現しないかと画策していた(というほどのことはしてないけど)わけですが……。

そして、W-ZERO3にかかわらずスマートフォンとなると携帯電話と直接対決になるわけで、そうなると現状ではインセンティブ販売じゃないと勝負になりません。こういうこともあって、現時点でW-ZERO3とそのインセンティブ販売は、PDAの便利さが再び認知されるための経過地点であって欲しいと思っています。まあ、インセンティブ制度が維持できる間は続くでしょうけど。

その点、通信部分が、モジュール型でありながらWake On Ringも実現できているW-SIMという仕組みのW-ZERO3が開いていくであろうこれからには、色々な意味で期待しています。

| | Comments (1) | TrackBack (1)

シャープ、新型ザウルス<SL-C3200>発売

今回の目玉は、HDD容量のアップですね。このサイズの機器としては、最も拡張性が高くハイスペックなデバイスだと思います。iPodや電子辞書がこれから進化していく先のハードウェアとも言えます。後はやっぱり、利用シーンとしてどう提案していけるかでしょうか。ここ数年、PDAから個別の機能を切り出したデバイスへと進化してきました。そしてまたトレンドがPDA(PDA型スマートフォン含む)に戻ってくれるといいんだけど……。

パーソナルモバイルツール“ザウルス”<SL-C3200>を発売 | ニュースリリース:シャープ
@nifty:PDA Forum(FPDA) - on the blog.: シャープ、新型ザウルス発売
ITmedia +D モバイル:6G HDDと豊富な英語コンテンツを搭載したザウルス「SL-C3200」
シャープ、6GB HDD搭載の「ザウルス SL-C3200」
シャープ、6GB HDD内蔵ザウルス「SL-C3200」
シャープ、新型ザウルス「SL-C3200」--6GバイトHDD搭載し収録コンテンツ強化 - CNET Japan
シャープ、6GBのHDDを搭載したパーソナルモバイルツール“ザウルス”『SL-C3200』を発売――新TOEICテスト対応の英語学習コンテンツを収録
Japan.internet.com ワイヤレス - 「ザウルス SL-C3200」でニュアンスのテキスト音声合成ソフトウェアを採用

| | Comments (0) | TrackBack (0)

より以前の記事一覧